お正月にどこからともなく流れてくるあれ。日本、日本、日本を感じるあの曲です。
箏曲ー(そうきょく、琴の曲)の春の海と言います。
作者不明な程古い曲かと想像していましたが、意外に新しく、1929年に宮城道雄が作曲。
実はこの曲には深いエピソードがありました。
Wikipediaによると、作曲者の宮城道雄は8才で失明しています。
彼が失明する前に見た瀬戸内の鞆の浦の海の美しさがモチーフだとか。
8才で失明するなんて、心がえぐられるようです。
その小さな小さな少年の、純粋な目に焼き付いた海。
それは、それは、二度と見られない海を、目を閉じていてももう一度見えるような、鮮明な美しい曲なわけですよね。
お正月のお出かけに行かないと聴けず、お正月気分を味わえないと思っていましたが、Apple musicでこの曲を流せばあら不思議お正月。
今冬はノロウイルスの流行が激しいですが、その心配も小さくなりますね。




笑顔になれる子育て